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『モノケロースの執愛』小ネタ

執筆者の写真: 紅瑚 橙乃紅瑚 橙乃

更新日:2022年7月19日

こんにちは。橙乃紅瑚(とうのべにこ)です。


『モノケロースの執愛』について温かいご感想を送って下さった方々、本当にありがとうございます。執筆の励みになります。

初めて短編を書いてみましたが、ポジティブな反応をいただくことが出来て嬉しかったです。長編執筆に疲れたらまた短編に手を出したいと思います。優しい目で見守ってください。


Twitterの方でも少し呟きましたが、キャラクターについての小話を紹介したいと思います。とても短い記事ですが、良ければ読んでいってください。


ミラ(Mira)

名前の由来はくじら座ο星です。

人間から別の存在に変わってしまうキャラクターということで、明るさが変化する星の代表である変光星ミラの名を借りました。


穏やかな女性で、集落のエルフたちからも受け入れられています。料理と裁縫が得意ですがそれ以外は不器用で、湖に棲む魚を自力で捕まえたことがありません。魚釣りや猟はいつもエルナトに任せています。


エルナトのことを心から愛しており、彼の傍にいられることが一番の喜びだと思っています。胸元にふわふわとした白い毛が生えており、エルナトはその胸の毛に顔を埋めて寝ることが好きです。

エルナトとの間に五人の子を持ち、日々幸せに暮らしています。


エルナト(Elnath)

名前の由来はおうし座β星です。

星の固有名Elnathは「角で突くこと」という意味があるらしいので、一角獣に繋がりのある彼にぴったりだと思い、おうし座β星から名前を借りることにしました。


果物と魚ばかりを食べて育ちましたが、一角獣の血が彼の身体を屈強なものにしました。ミラが集落に来るまで服を着たことがありませんでしたが、実は寒がりです。ミラの胸に顔を埋めながら頭を撫でてもらうことがとても好きです。


「角のかけら」の存在に気がついていますが、それを使うことを選ばなかったミラに対して感謝と罪悪感を抱いています。ミラを自分と同じ存在に作り変えてしまった分、彼女を何よりも大切にしようと考えています。

ミラや子供たちを背に乗せながら、悠々と湖までの道を駆けることが好きです。


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実は森の王にも名前があります。

名前はオリオン(Orion)です。三つ目なので。

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