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『リア=リローランと黒の鷹』小ネタ (7/12 加筆)

執筆者の写真: 紅瑚 橙乃紅瑚 橙乃

更新日:2024年8月25日

こんにちは。橙乃紅瑚(とうのべにこ)です。


『リア=リローランと黒の鷹』について温かいご感想を送って下さった方々、本当にありがとうございます。執筆の励みになります。


Twitterの方でも少し呟きましたが、サブキャラクターについての小話を紹介したいと思います。あまり深い内容ではないですが、作品を気に入って下さった方々に少しでも楽しんでいただければ幸いです。


※もっとキャラクターのプロフィールを知りたいと言ってくださった方がいたので、更に加筆しました!


レント(Lent=Orphian)

32歳/金髪/灰色の目/身長180cm程/未来を視る力


職業:中央政府の役人→神父

所属部署:元中央政府行政部第二課(オリヴァーの部下)

得物:朝星棒、ナックルダスター

得意な魔法:神聖魔法

戦い方:神聖魔法&朝星棒での攻撃


好きなもの:酒(特に葡萄酒)、野菜たっぷりのシチュー

好きなこと:戦闘訓練

苦手なもの:高慢なエルフ、押しが強い女性

苦手なこと:禁酒


得意なこと:料理、畑仕事

強み:微笑みを崩さないこと、朝星棒の扱い

ストレス解消方法:酒を飲みながら壁を殴ること

趣味:自家製ワイン造り

悩み:嫉妬されやすいこと、女性がつきまとってくること


名前の由来は四旬節です。彼の瞳の色は「灰の水曜日」からとって灰色に決めました。

「Lent」という言葉はもともとゲルマン語で「春」を意味する言葉らしいので、春に繋がりがあるキャラクターにしました。

通常エルフが受ける基礎教育過程は通過していませんが、魔術の扱いに長けています。

今作で書く機会はありませんでしたが、朝星棒の扱いと料理がとても得意です。

ワインに目がなく、夜な夜な酒を愉しむという酒好きの一面があります。

オリヴァーを兄のように、メルローを姉、あるいは妹のように、ミーミスを第二の母のように思っています。

どこかの国の王子のような、上品さを滲ませた綺羅びやかな外見から女性に人気があります。


穏やかですが、その分人から理不尽に当たられやすく、ストレスを溜めがちな性格です。苛々した時は自宅の壁を思い切り殴ることにしています。

ゼルドリックから一方的に敵視されたり脅されたことを根に持っていますが、彼との付き合いの中で関係は良くなっています。リアに対して過剰な執着を向けるゼルドリックにちくちく嫌味を言うことで、少しずつ溜まった鬱憤を晴らしています。


彼は神聖魔法という分野の魔法がとても得意です。不死者を聖なる力で塵に還す魔法に対して優れた才能を見せたので、中央政府で働いていた頃は、墓場等に出没する不死者を退治する任務を頻繁に請け負っていました。ですが彼は魔法を一切使わずに、前線に出て敵と打ち合うことを好みました。


外見の美しさから「王子様」と呼ばれ、多くの女性に懸想されていますが、自宅まで後をつけられたりいきなり抱きしめられたりすることがあったので、押しの強い女性に対して苦手意識があります。物静かな女性が好きです。


オリヴァー(Oliver=Bloodstar)

127歳/若草色のおかっぱ頭/緑色の目/身長190~195cm程/魔力の流れを追う力


職業:中央政府の役人

所属部署:中央政府行政部第二課

得物:細剣

得意な魔法:魔力探知、植物操作魔法

戦い方:植物操作魔法&細剣での攻撃


好きなもの:自分、果物、美しさを感じるもの

好きなこと:夜空を眺めること、他人から褒められること

苦手なもの:不死者、幽霊、美しくないもの

苦手なこと:家事全般(特に料理)、声の大きさを調節すること


得意なこと:努力

強み:足の速さ

ストレス解消方法:自分の髪や肌を手入れすること

趣味:天体観測

悩み:背が伸び続けているせいで色々なところに頭をぶつける


名前の由来はオリーブです。彼の瞳はペリドット(Olivine)のような明るい緑色のイメージです。

長身揃いのエルフの中でも背が高い方ですらりとした体型をしています。

真面目かつ正義感があるので周囲から慕われていますが、耳を塞ぎたくなるほどの大声で喋るのでしばしば嫌がられます。

仕事に没頭しすぎるあまり私生活のことはおざなりです。炊事ができず部屋も散らかしっぱなしなので、しばしばレントに屋敷の片付けを手伝ってもらっています。

自分の外見を非常に気に入っており、髪や肌の手入れに長い時間をかけています。

現在、彼がヒーローの小説を書き進めています。


教育過程においてゼルドリックと首席の座を争っていましたが、得意とする魔力探知の魔法以外は、常に次席で悔しい思いをし続けてきました。ですが師であったミーミスに諭され、誰かを助けることで己の感じた悔しさを晴らそうとし、熱心に仕事に取り組み続けてきました。ゼルドリックが中央政府から追放された後は昇進し、行政部第二課の責任者として日々職務に邁進しています。

強靭な肉体と抜きん出た魔法の才を持つゼルドリックに対し嫉妬の感情を抱いていますが、彼を嫌うことなく親友として尊敬しています。


彼は非常に戦闘力が高いエルフです。植物操作魔法で蔦を操り、敵の動きを封じてから細剣で相手を串刺しにするといった隙のない戦い方をします。魔力探知による動きの先読みも得意なので、滅多に敵の攻撃を受けることはありません。植物を自由自在に操ることから、「緑葉」という通り名を持っています。


美しい外見を持つ彼ですが、常に腹の底から絞り出すような大声で喋るので、女性からの人気はありません。恋に狂ったゼルドリックを目の当たりにしたことで、恋愛というものに対してどこか恐怖感を抱いています。


メルロー(Merlot=Bloodstar)

42歳/紫色の短髪/赤葡萄色の目/身長170cm程/他者や何かの物体にそっくり化ける力


職業:中央政府の役人

所属部署:中央政府諜報部第四課

得物:二挺拳銃

得意な魔法:化け術

戦い方:二挺拳銃&腕や踵に仕込んだ暗器での攻撃


好きなもの:葡萄、珈琲、真っ赤な口紅

好きなこと:昼寝をすること、化け術で人を驚かせること

苦手なもの:同調圧力、種族差別、酒

苦手なこと:淑やかに振る舞うこと、感情を殺すこと


得意なこと:ハイキック

強み:肉体の柔軟性

ストレス解消方法:ピアスを開ける、思い切り笑う、誰かと話す

趣味:服やアクセサリーを買い漁ること

悩み:ピアスを開けすぎてそろそろ開けられる場所が無くなってきた


名前の由来はワイン用の葡萄です。物語を進める上で、リアの親友になる同性の友人と、はっきりした物言いのキャラクターが欲しいと思い、メルローというキャラクターを登場させました。

自分の長い耳に何十ものピアスを開けています。

本作で書く機会はありませんでしたが、二挺拳銃で華麗に戦います。中央政府の制服に色とりどりの鋲を打ち込んで着飾っていますが、それは単なる装飾ではなく、魔法の銃弾です。

同調圧力が嫌いで、教育課程では師に反発したり周囲に馴染めず孤立していました。

危険な任務で死にかけていたところをミーミスとオリヴァーに救われ、それから彼らと仲良くなっていきました。

口は悪いですが心優しく、面倒見の良い女性です。


彼女が所属する中央政府諜報部第四課は情報収集専門の課で、各地にスパイを放っています。メルローは他人にそっくり化ける魔法が得意だったがゆえに、課にスパイとして使い潰され精神に異常をきたしてしまった過去があります。当時の上司に反抗したところ、危険な任務に送り出されてしまいそこで死を待つのみでしたが、ミーミスに助け出され、治療を施されたことで少しずつ明るさを取り戻していきました。


彼女は非常に身体が柔らかく、柔軟性を活かしたアクロバティックな動きや上段蹴りが得意です。踵に暗器を仕込んでいるので、二挺拳銃が使えない状況下でも戦うことができます。

擬似的な家族であるミーミス、オリヴァー、レントのことを大切に思っていますが、オリヴァーの散らかし癖とレントの酒癖には呆れ返っています。


化けた「誰か」ではない、自分自身を見てほしいという願望があり、休みの日はそのままの姿であちこちに顔を出し、人と話すことを好みます。異性同性種族問わず多くの知り合いがいますが、親友と呼べる存在はいませんでした。そのため、初めて出来た親友であるリアのことが大好きです。



ミーミス(Mimis=Orphian)

800歳/銀の長髪/紫色の目/身長175cm程/九つの命を持つ力


職業:大魔導師

所属部署:中央政府大魔導部

得物:何でも使えるが好んで使うのは杖

得意な魔法:どの分野の魔法も得意

戦い方:場に応じて柔軟に変える


好きなもの:陽なた、全裸

好きなこと:猫に化けて街中を歩くこと、全裸で風を感じること、誰かに優しく腹を撫でてもらうこと

苦手なもの:撫で方が乱暴な人、服

苦手なこと:服を着ること


得意なこと:魔法

強み:弱点がないこと

ストレス解消方法:仕事をサボる、全裸になる

趣味:瞑想

悩み:全裸で出歩いていると無理やり服を着せられること


名前の由来は「真似る、模倣する」を意味する「Mimic」と、北欧神話に登場する賢者の神「Mimir」です。

ゼルドリックとオリヴァーの師で、非常に強大な力を持ち、舞台となる緑の国周辺に他国からの魔力干渉を跳ね除ける守護結界を張り続けています。

数多の戦乱を生き抜いてきたエルフで、数多くの同胞や庇護するべき人間たちが戦で次々と命を落としていくことに心を痛め、多種族差別解消法という平和のための法を定めました。

彼女は度々猫に化けますが、猫に九生あり繋がりで「九つの命」という、命のストックがある限りは死んでも蘇るという力を持っています。

いつしか彼女がヒロインの話も書きたいと考えています。


ミーミスはあまり服を着たがりません。肌から空気中に漂う魔力の流れを感じとって、守護結界を張る強さを柔軟に変えているという理由がありますが、周囲からはただ露出癖があると思われています。美しい女性ですが、中央政府で働く者たちは彼女の全裸を何十回も何百回も見せつけられているので、ミーミスの裸に興奮する者は殆どいません。任務や会議に出る時は渋々服を着ています。


緑の国のエルフは国の兵器として使われるために、多くが百、二百を迎える前に戦乱等で命を落としていきますが、彼女は優れた力を持っていたがゆえに八百年間生きてきました。長きを生きる彼女はエルフだけではなく、他の種族からも大きな尊敬を集めています。


禁呪『契りの薔薇』の怖ろしさをよく知る一人であり、過去、自分自身も胸から薔薇を生み出して愛する者と契りました。薔薇を贈りあった男を自身の精神世界の中に住まわせており、常に一緒に過ごしています。過酷な任務に身を投じながらも、常にゼルドリックとリアの愛を見守り続けています。



マルティン(Martin=Bear-claw)

20歳/焦げ茶色の髪/茶色の目/身長165cm/特技:銃の扱い


職業:猟師→外交官アンジェロの護衛

得物:長銃

戦い方:長銃での早撃ち、一発必中の狙撃


好きなもの:鹿肉、焚き火、絶景、酒

好きなこと:旅をすること、写真を撮ること

苦手なもの:さっぱりしていない性格の男(主にゼルドリック)

苦手なこと:髭を乱暴に引っ張られること


得意なこと:狩り、干し肉作り

強み:胆力がある

ストレス解消方法:よく食べてよく寝ること

趣味:文通、旅

悩み:リアの安否


彼の名の由来は、戦神「Mars」に由来するMartinという人名と、熊です。

ぽっちゃりとした体型とドワーフに間違えられるような豊かで長い髭、垂れ下がった眉毛を持つ青年です。穏やかですが、姉を傷付ける者には容赦がなく喧嘩っ早い一面があります。

リアとゼルドリックの仲を見守る、リアに寄り添うキャラクターが欲しいと思い彼を登場させました。

猟銃の扱いに秀でており、鹿や鳥を仕留めてはたくさん食べるリアのもとに持っていき、共に食事をしました。

十歳から十五歳まではリアと同じ家で暮らしていましたが、十六の歳からはリアに家を建ててもらい別々に暮らしていました。

彼の冒険譚は撮影した写真と共に、何冊もの本となって世界中の人々の手に取られています。


父母を喪い、独りぼっちだった自分を引き取ってくれたリアのことが大好きです。そのためリアに酷いことをしたゼルドリックのことは好きではありませんが、リアが笑って過ごせるのが一番だと、ゼルドリックを義兄として受け入れることに決めました。ゼルドリックからも義弟として何かと気遣われています。


混ざり血に対する差別を無くしていきたい、リアの家族を自分なりに守りたいという思いからアンジェロの旅に同行しました。親友との旅は彼の糧であり、はずれの村を出たことに対して全く後悔はありませんが、リアと文章でのやり取りしか出来ないことを寂しく思っていました。姉がダークエルフの男から過剰な束縛をされていないか常に気にしており、それをアンジェロからも心配されています。


彼は白波の国にて平穏に余生を送りました。海沿いの村に住む漁民の何人かが栄誉あるベアクローの名を受け継ぎ、マルティンを家族のように迎え入れました。マルティンは死の間際アンジェロの手を握り、自分が生まれ変わったらまた一緒に旅をしようと言い遺しています。その約束とマルティンとの旅の思い出は、アンジェロの強い心の支えとなっています。



アンジェロ(Angelo=Palnapa)

32歳/ミルクティー色の髪/薄茶色の目/身長182cm/食べた物の特性を反映させる力


職業:中央政府の役人

所属部署:元中央政府行政部第二課(ゼルドリックの部下)→中央政府外交部第一課

得物:喇叭

得意な魔法:召喚術

戦い方:魔法の喇叭を吹いて音波で攻撃する


好きなもの:食べ物全般、食べ物をくれる人

好きなこと:飲み食いすること

苦手なもの:オリヴァーの作った料理

苦手なこと:食事を抜くこと


得意なこと:美味しい紅茶を淹れること

強み:無表情・平坦な声を貫くことができる

ストレス解消方法:飲み食い

趣味:各地の名物料理を味わうこと

悩み:食べ放題の店に入店を断られがち


彼の名前の由来はイタリア語「天使」です。書く機会はありませんでしたがラッパを吹いて戦います。

細い首筋と波打つ髪、そして天使のように美しい顔面を持ちますが、いつも無表情なのであまり顔を褒められることはありません。

のびのびと甘やかされながら育ったため向上心というものが全くありませんでしたが、ゼルドリックの厳しい指導によって何とか中央政府の役人として最低限の知識や振る舞いを身に着けました。

食べることがとにかく好きで、自分に食べ物や飲み物を与えてくれる者に対しすぐに好感を抱きます。レントとは同期であり、酒好きの彼と意気投合して仲良くなりました。

マルティンとは対で、ゼルドリック側に寄り添うキャラクターとして登場させました。

物語の中で最も成長したキャラクターだと思います。


パルナパ家には高慢な者や厳格な者、選民意識を持った者が多いですが、幸い彼の父母はのんびりとした性格だったので、アンジェロはエルフ特有の高慢さに染まり切ることはありませんでした。本人は特に意識していませんが、そのあり方はレントやファティアナ、マルティンから好ましいと思われています。


リアに対して強い執着を向けるゼルドリックに呆れつつも、彼のことを強く尊敬し、ゼルドリックのような立派な役人になりたいと考えています。彼とその家族を守っていくために、パルナパ家の権力を使って外交官となり、他国の平等的な価値観を自国に普及させようと日々努力しています。


アンジェロは召喚術が得意で、パルナパ家の使い魔である大型の鶴を喚び出したり、魔法の喇叭を召喚して音波で攻撃をします。殴り合いは全く得意ではないので、戦闘訓練ではいつも最下位でした。色気より食い気なので恋愛に全く興味はありませんが、ゼルドリックとリアの二人を見て、夫婦というものに対し憧れのような感情を抱いており、いつかは自分の家族を持ちたいと考えています。



ファティアナ(Fatiana=Palnapa)

16歳/桃色の髪/桃色の目/身長160cm/物に込められた感情を読み取る力


職業:エリテバラント第七王女

得物:なし

得意な魔法:なし

戦い方:戦ったことがない


好きなもの:美しい感情が込められた物品に触れること

好きなこと:あちこち出歩くこと、恋愛小説を読むこと

苦手なもの:醜い感情が込められた物品に触れること

苦手なこと:公務


得意なこと:物に込められた感情を読み取ること

強み:明るい性格

ストレス解消方法:城を抜け出して街中を出歩くこと

趣味:装身具蒐集

悩み:自分の将来


名前の由来はラテン語の「Fati」(運命)からとりました。

エルフの王族でありながらも周囲の者たちに気さくに接するため人気があります。

好物はベリータルトで、甘酸っぱいものが好きです。アンジェロやリア程ではないにしろ、彼女もそれなりに食べる量が多いです。

本編完結後では耳飾りから伝わる感情に浸りつつ、リアとの文通の中で知った恋愛小説を手に取り、日々恋への憧れを深めています。

アンジェロのことは兄のように慕っており、穏やかなレントのことも話し相手として気に入っています。


監視の目と数多くの公務に嫌気が差しており、城を抜け出して街中を出歩いたり、静かな林の中で思う存分涙を流すことで何とか日々を過ごしています。リアが物に込めた感情を読み取ったことをきっかけとして恋愛というものに強く憧れを抱いていますが、恋愛を知らぬまま政略結婚するかもしれないと思い、自分の将来について強く悩んでいます。


After.花図鑑ではリアの息子ウィローを専属鍛冶職人兼己の付き人として可愛がっています。彼とは良好な関係を築いており、私室にウィローを招いて共に食事をするくらい仲が良いです。

まだ結婚はしておらず、日々公務で広大な緑の国各地を駆け回っています。内戦や他国との諍いで不安定になっていく祖国のために、王女として何ができるか考え続けています。



マイム(Mayim=Bloodstar)

18歳/青のドレッドヘア/青の目/身長190cm/水を操る力


職業:中央政府の役人見習い

得物:杖

得意な魔法:水を操る魔法

戦い方:杖での殴打&水圧による攻撃


好きなもの:祖国・崖の国の風景

好きなこと:勉強

苦手なもの:差別

苦手なこと:繊細さを求められる作業

得意なこと:落ち込んでいる誰かを励ますこと

強み:粘り強さ

ストレス解消方法:冷水を浴びること

趣味:仕事

悩み:各地で頻発する争いについて


名前の由来はヘブライ語の「水」です。

父親がエルフ、母親がオークの混ざり血であり、オークが支配する国「崖の国」から緑の国へとやって来ました。内戦で家族や恋人を失った経験から争いは何も生まない、強くなくては誰も守れないという考えを強く持っています。

オフィーリアに多大な影響を与えた人物であり、マイムの在り方は彼女の心に深く刻まれています。


緑の国南部にある中央政府教育課支部を首席で卒業した秀才です。明るく振る舞っていますが内心では同期から受け入れてもらえなかった悔しさと寂しさを抱えており、自分を真っ直ぐに見つめて挨拶してきたオフィーリアに対して強い親しみを感じています。


他国からの襲撃によって命を落としてしまった彼ですが、家族や恋人と共に、天にて安らかに過ごしています。

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