こんにちは。橙乃紅瑚(とうのべにこ)です。
今回はヒロインであるリアと、ヒーローであるゼルドリックについての小話を紹介したいと思います。あまり深い内容ではないですが、作品を気に入って下さった方々に少しでも楽しんでいただければ幸いです。 リア(Ria=Rerollan)「赤い髪の姫君」
30歳/赤の長髪/赤色の目/身長153cm程/特技:手先の器用さと力強さ
職業:はずれの村の鍛冶屋→王女ファティアナの専属宝石職人
得物:大斧
戦い方:頑張って大斧を振り回す
好きなもの:チーズの乗せられたパン、ココア、ゼルドリックの笑顔
好きなこと:恋愛小説を読むこと、ゼルドリックと手を繋ぐこと
苦手なもの:毛虫、芋虫
苦手なこと:歌うこと(音痴なので)
得意なこと:鍛冶仕事
強み:忍耐強さ、膂力
ストレス解消方法:家事を念入りにする、宝石を磨く
趣味:原石集め、アクセサリー作り
悩み:ゼルドリックが過保護すぎる
『リア=リローランと黒の鷹』のヒロインです。
彼女の名前はrear(背面/育てる/築く)からと、響きで決めました。
作中何百回も名前が登場するので、出来るだけヒロインの名前はシンプルなものにしようと思い、検討の末にこのような名前になりました。
真面目で心優しく自立して生きているけれども、内面に少しの劣等感や仄暗い欲望を秘めている、恋への憧れを捨てきれない大人の女性をヒロインとして書きたいと思い、リアというキャラクターを登場させました。
色彩を始め、ゼルドリックとは様々な部分で対となるようにしています。
やや被虐嗜好の傾向があり、ゼルドリックが自分へと向ける執着に怯えを感じながらも、内心強く喜んでいました。ゼルドリックのことを心から愛しています。
自分が映った大量の写真を見てヒロインが怯えつつも喜びを感じるシーンを書きたいという欲求、それだけで本作を書き始めましたが、いつの間にか六十万字超えの小説となってしまいました。無事に最後まで書き上げることが出来てとっても満足しております。リアを怯えさせたり喜ばせたりするのはとても楽しかったです。
三十代、少し内気な性格、柔らかな身体つき、赤いロングヘア、そばかす等、彼女には私が好きな要素をたくさん詰め込みました。とても好きなキャラクターなので、いつかどこかでまた番外編を書くかもしれません。
赤い薔薇の花言葉「あなたを愛しています」
ゼルドリック(Zerdric=Bloodstar)「黒の王子様」
127歳/黒髪/青色の目/身長188cm程/魔力を細かく操る力
職業:中央政府の役人→はずれの町の長
所属部署:元中央政府行政部第二課
得物:黒いサーベル
得意な魔法:魔力操作
戦い方:サーベルでの斬撃&鷹を操っての攻撃
好きなもの:リア
好きなこと:リアを観察すること
苦手なもの:自分からリアを奪おうとするもの全て
苦手なこと:歌うこと(リアと同じく音痴なので)
得意なこと:監視と盗撮、料理
強み:魔術と格闘の才
ストレス解消方法:リアに触れること
趣味:リアに関わる物品を収集すること
悩み:常にリアと一緒にいたいがそれができない
『リア=リローランと黒の鷹』のヒーローです。
彼の名前はzero in on~(~に的を絞る) からと、響きで決めました。
力強く、素早く、どこか高貴でありながらも、狙った獲物を執拗につけ狙うというイメージから、彼を「鷹」と表現することにしました。
ダークエルフ、筋骨隆々、後ろに撫でつけられたくせのない髪、盛り上がった眉間に鋭い目つき、青い目、それらは全て私の好みです。彼を書くのは楽しかったです。
色彩や外見を始め、リアとは様々な部分で対となるようにしています。
私はヤンデレが大好きなので、ゼルドリックには私がヒロインに対してやってほしいと思った狂気的な行動を一通りやってもらいました。(盗撮、監視、過剰な束縛、手紙を勝手に廃棄する、不用品収集、監禁等の行為)
彼が己の狂気に蝕まれ暴走していくシーンを書くのは、辛く感じることもありましたがとても楽しかったです。
狂気的かつ偏執的な男ですが、リアのことを深く深く愛しています。嗜虐欲求があり、リアに対して度々意地悪をしますが、リアに虐められるのも大好きです。
暴走の末に罪を犯し罰を受けるも、愛する女に救われ、報われるヤンデレを書きたいという意思のもと何とか本作を書き進めました。ゼルドリックを幸せにすることが出来て本当に満足です。
青い薔薇の花言葉「夢が叶う、奇跡、神の祝福」
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